よむくま

読み聞かせで使用した本や候補になった本をまとめるブログ

てっぺんねこ

てっぺんねこ (海外秀作絵本)

てっぺんねこ (海外秀作絵本)

情報

 C・ロジャー・メイダー作・絵
 灰島 かり 訳
 ほるぷ出版
 2015年発行

読み聞かせ時間

 2分50秒

あらすじ

 あるおうちにプレゼントとしてやってきた猫。
 新しいおうちのお気に入りはバルコニー。
 でも猫は飛べないから屋根から落ちてプライドズタズタ。
 大好きなバルコニーにも行かず、引きこもっていたけどカラスがやってきて…

子どもたちの反応・反省

 猫の表情が素晴らしく、コミック調に進む絵本。
 最後のてっぺんの絵が素晴らしい。

1年生

 好きそうな本だと思って選んだ。予想通り楽しそうに聞いてくれた。
 猫の表情と空の絵が良かったみたい。
 反応5

3年生

 始まる前は騒いでいた子が静かに聞いていた。やっぱり絵がいい本は学年を問わないのかも。
 反応5

かっぱ

かっぱ (おばけ話絵本)

かっぱ (おばけ話絵本)

情報

 杉山 亮 作
 軽部 武宏 絵
 ポプラ社
 2011年発行

読み聞かせ時間

 7分15秒

あらすじ

 ある里のはずれに住む父と娘。薬草を取って生計を立てていた。
 ある日、夕飯の魚を釣りに行った父親がびしょ濡れで帰ってきた。
 かっぱに沼に引きずり込まれて濡れたという父親は好物の焼き団子ではなく、キュウリをムシャムシャ食べる。
 そんな時、外から戸を叩く父親の声。果たしてどっちが本当の父親なのか。

子どもたちの反応・反省

 ちょうつがいキイキイの絵を担当した軽部武宏さんのカッパが不気味で怖い。
 ちょうつがいキイキイトラウマを持つ我が子がビビっていたので、淡々と読むことにした。

1年生

 ちょっと怖いね〜などと言いながら続きを楽しく聞いていた。
 話自体はハッピーエンドなので、みんな最後はホッとした表情。
 沼から手が出てくるところを皆が見たがって停滞してしまった。
 この部分もサクサク淡々と読むべきだった。反省。
 反応4

3年生

 最初は興味なさそうな子も話が進むうちに集中してきた。
 ちょっと長めだったかもしれない。最後が少し駆け足になってしまった。反省。
 反応4

ハグくまさん

ハグくまさん (人生を希望に変えるニコラスの絵本)

ハグくまさん (人生を希望に変えるニコラスの絵本)

情報

 ニコラス・オールドランド作・絵
 落合 恵子訳
 クレヨンハウ
 2011年発行

読み聞かせ時間

 2分

あらすじ

 ある森になんでも抱きしめちゃうハグくまさんというクマがいました。
 丸々太った美味しそうなうさぎもギュッと抱きしめちゃいます。
 ある日、斧を持った男の人が大好きな木を切り倒そうとします。
 果たしてハグくまさんはどう対応するのか。

子どもたちの反応・反省

 「人生を希望に変えるニコラスの絵本」という煽り文句がついた道徳的な本。
 しかし、なんでもハグしちゃうハグくまさんはただただ可愛いのだ。

1年生

 思ったより反応が良かった。
 なんでもギュってしちゃうところが良かったのかな。
 反応4

4年生

 4年生でも反応は良かった。学年を問わず気楽に読めるかも。
 道徳的な押し付け感は思ったより少ない。
 反応3

3匹のかわいいオオカミ

3びきのかわいいオオカミ

3びきのかわいいオオカミ

  • 作者: ユージーントリビザス,ヘレンオクセンバリー,Eugene Trivizas,Helen Oxenbury,こだまともこ
  • 出版社/メーカー: 冨山房
  • 発売日: 1994/05/18
  • メディア: ハードカバー
  • 購入: 2人 クリック: 32回
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情報

 ユージーン・トリビザス 作
 ヘレン・オクセンバリー 絵
 こだま ともこ 訳
 冨山房
 1994年発行

読み聞かせ時間

 11分30秒

あらすじ

 あるところにかわいい3匹のオオカミがいた。
 オオカミ達は親元を離れて、自分たちに家を建てることにした。
 最初に3匹はレンガのお家を建てるのだが、悪いオオブタが近づいてきて……

子どもたちの反応・反省

 3匹の子ブタの逆バージョン。
 しかも家はレンガの家、コンクリートの家、鉄の要塞とランクアップしていくのに、それを上回る力でぶち壊す悪いオオブタ。
 オオブタがどんな風にオオカミ達の家を壊すのかが楽しい。
 最後は道徳的に終わるのだが、子どもたちは納得いかない様子(わかる)

4年生

 今さら3匹の子ブタみたいなのを読まれてもと最初は思っていた様子。
 いい意味で期待を裏切られたようで、いつもより食い気味に聞いていた。
 反応5

1年生

 4年生に読んだ時より有名になっていて、知っている子が結構いた。
 絵に対する文章量も多いので、反応はイマイチだった。読むスピードが早すぎたのかもしれない。
 反応3

いやいやアゴマスク

いやいやアゴマスク (レインボーえほん)

いやいやアゴマスク (レインボーえほん)

情報

 こいでなつこ 作・絵
 岩崎書店
 2007年発行

読み聞かせ時間

 6分

あらすじ

 アゴの下にマスクのような模様のある猫。その名はアゴマスク。
 お母さんに口をゴシゴシ拭かれるのが嫌で、よその子になろうと家出。
 隣の芝生は青いと思ったがそうでもなかったというお話。

子どもたちの反応・反省

 インフルエンザが流行っていてみんながマスク姿なので選んだ。
 対象は幼稚園児ぐらいの本かもしれない。

1年生

 アゴマスクという名前がウケていた。思ったより長いと言われてしまった。
 アゴマスクという名前が面白いだけと思われてしまったかも。難しい。
 反応3