よむくま

読み聞かせで使用した本や候補になった本をまとめるブログ

さみしがりやのサンタさん

情報

 内田麟太郎
 沢田としき絵
 岩崎書店
 2004年発行

読み聞かせ時間

 5分20秒

あらすじ

 子どもたちにプレゼントを配り終わり帰宅したサンタさん。
 子どもたちの喜ぶ顔を思い浮かべると嬉しいはずなのになぜか涙が。
 そんな時、吹雪の中やってきた大男。温かいお茶をご馳走すると、泣いていたことを悟られる。
 「だれにだってさみしいときはある」 そう言った大男は、愉快な歌とダンスを披露する。
 愉快な気持ちで一緒に踊るサンタさん。
 大男と一晩過ごしたサンタさんは、翌朝靴下に何か入っているのに気づく。

子どもたちの反応・反省

1年生

 楽しそうに聞いてくれた。12月に読むのが良さそう。
 反応4

ほしにむすばれて

ほしにむすばれて (えほんのもり)

ほしにむすばれて (えほんのもり)

情報

 谷川俊太郎
 えびなみつる絵
 文研出版
 2009年発行

読み聞かせ時間

 3分20秒

あらすじ

 星が好きな少年が星を見ながら成長し、恋人と出会って家族を作り、
 その子どもがまた星を好きになり、またその子どもに引き継がれる望遠鏡。
 変わりゆく星空の絵とともに、星によって繋がる家族の物語。

子どもたちの反応・反省

6年生

 綺麗な物語だと思ったけど、ちょっと淡々としすぎていたのかも。
 現代に近づくと、星空が減ったりしているのに気づいた子はいたのだろうか。
 反応3

かわをむきかけたサトモちゃん

かわをむきかけたサトモちゃん

かわをむきかけたサトモちゃん

情報

 えぐちよしこ 作
 織茂 恭子 絵
 アリス館
 2017年発行

読み聞かせ時間

 8分10秒

あらすじ

 「じつは、あなたはキウイです」そんな手紙をもらったサトモちゃん。
 自分のことはサトイモと確信しているけど、次第にキウイかもと思い始め、
 キウイちゃんのところに行ってみることに。
 キウイちゃんには、キウイは土の匂いも潜りっこもしないよと言われ、恥ずかしくなるサトモちゃん。
 自分がサトイモかキウイかを知るために、自ら皮をピリリとむき始める。

子どもたちの反応・反省

 ちょっと強烈なサトイモのサトモちゃんの絵。悩むサトモちゃんと共感できれば面白いと思う。
 意外と高学年向きじゃないかと思っている。

3年生

 サトモちゃんが皮をむき始めるところで、痛そうに聞いていた。
 反応4

4年生

 最後のオチ「なんてイモ騒がせなの!」で笑っていた。サトモちゃんの友達の名前にも笑っていた。
 反応4

あらいぐまのヨッチー

あらいぐまのヨッチー (児童書)

あらいぐまのヨッチー (児童書)

情報

 デイビッドマクフェイル 作・絵
 三原泉 訳
 徳間書店
 2016年発行

読み聞かせ時間

 8分10秒

あらすじ

 あらいぐまのヨッチーは食いしん坊のあらいぐま。
 仲良しのカモのエミリーは、卵産んでちょっとお疲れ模様。
 代わりに卵を温めてエミリーの子どもを孵すヨッチー。
 エミリーや子どもたちと移り行く季節を楽しんでいたけど、冬が来る前にエミリーたちは南に行くと言い出した。

採用しなかった理由

 他の本も合わせて読むと時間オーバーしてしまうため。
 ヨッチーの絵が可愛いのだけど、そんなに大きめの事件も起きないので間延びする可能性あり。
 寝る前に親子で読む方が適しているかも。

ゴールデンタイム さよならテレビくん

ゴールデンタイム さよならテレビくん (MOEのえほん)

ゴールデンタイム さよならテレビくん (MOEのえほん)

情報

 長谷川義史/文
 稲葉卓也/原作・絵
 白泉社
 2014年発行

読み聞かせ時間

 6分30秒

あらすじ

 「わたくしはテレビでございます。」
 かつてのゴールデンタイム、かぐちょうテレビの私はお茶の間で家族みんなに笑顔を与える存在でした。
 それが今は廃品置き場に捨てられて、生きる意味が見いだせない日々でした。

子どもたちの反応・反省

 不要として捨てられても生きる道があることを教えてくれる絵本。
 でも、ブラウン管テレビやお茶の間のゴールデンタイムが分からないと難しいかも。

3年生

 昭和の象徴ブラウン管テレビになじみがなかったからか、一人称語りのせいか反応はイマイチだった。 
 反応3

4年生

 結構笑いながら聞いていてくれたけど、最後のニワトリ小屋になっているシーンが分からなかった様子。
 ドラマとかでも見たことがないのかも。平成の世を生きる子に昭和過ぎたのか。
 反応4