よむくま

読み聞かせで使用した本や候補になった本をまとめるブログ

もこもこもこ

もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

情報

 谷川 俊太郎 作
 元永 定正 絵
 文研出版
 1977年発行

読み聞かせ時間

 1分30秒

あらすじ

 丸くてもこっとしたものが、分裂して食べられて、またもこっと出てくる話。

子どもたちの反応・反省

 小さい子用の絵本だけど、読み聞かせの導入として使うのは有効と判断して読んだ。
 最初と最後がシーンとしているところが良いと思う。 

1年生

 あまり知らない子が多かったらしく、先がどうなるのか興味深そうに聞いていた。
 単純な絵だけど面白かったみたい。
 反応5

だれかぼくをぎゅっとして

だれか ぼくを ぎゅっとして! (児童書)

だれか ぼくを ぎゅっとして! (児童書)

情報

 シモーナ・チラオロ 作・絵
 おびかゆうこ 訳
 徳間書店
 2016年発行

読み聞かせ時間

 3分15秒

あらすじ

 サボテン屋敷で暮らすサボタは、誰かにぎゅっとしてもらいたくてたまりません。
 でも、サボテン屋敷のルールは近づかないこと。だれもぎゅっとしてくれません。
 ある日近づいてきた風船に怪我をさせたサボタ、みんなに叱られ屋敷を出て行くことにします。
 1人で気楽に過ごしていると、外から鳴き声が聞こえ…… 

子どもたちの反応・反省

 どう考えてもぎゅっしたら痛そうなサボテン。
 サボタの希望がどう叶うのかを見守る絵本。

1年生

 いやいや無理でしょって感じの空気のまま。最後のオチでああ石は硬いからOKか〜って感じだった。
 絵は可愛いけど、もう少し学年が上の方が良いかも。
 ギュッとされなくなるぐらい尖った心を持ったことがないと共感しづらいかもしれない。
 反応3

ひとつめのくに

ひとつめのくに (せなけいこ・おばけえほん)

ひとつめのくに (せなけいこ・おばけえほん)

情報

 せなけいこ 作・絵
 童心社
 1974年発行

読み聞かせ時間

 3分30秒

あらすじ

 むかしむかし、珍しいものを見せる見世物小屋があった。
 しかし、インチキばかりでちっとも儲からない。
 一つ目小僧を見たという噂を聞きつけ、見世物にするため捕まえに行こうとするのだが、そこはひとつめの国。
 ひとつめの国ではふたつ目の自分の方が珍しく、見世物になってしまう。

子どもたちの反応・反省

 自分と違うものを化け物と蔑むことの愚かさがわかる話。
 立場が変わらないとそのことが分からないのも愚かしい。

1年生

 やっぱりひとつ目の方が化け物だよ〜との声。1年生にはちょっと難しかったかも。
 反応3

アリババと40人の盗賊

アリババと40人の盗賊 (馬場のぼるの絵本)

アリババと40人の盗賊 (馬場のぼるの絵本)

情報

 馬場のぼる作・絵
 こぐま社
 1988年発行

読み聞かせ時間

 27分

あらすじ

 むかしむかし、ペルシャのある町にアリババという男が住んでいました。
 兄のカシムはお金持ちの娘と結婚したけど、アリババは貧乏な娘と結婚し、貧乏なままでした。
 ある日、森の奥の大岩の前で開けゴマと盗賊が叫ぶと、大きな洞穴が出現するのを盗み見。
 中にある財宝をコッソリ持ち出したのですが、そのことをよく深い兄夫婦に知られ、はては盗賊達に目をつけられる羽目に。
 賢い女奴隷のモルジアナの知恵で盗賊達の魔の手から逃れるアリババですが……

子どもたちの反応・反省

 読み聞かせを始めた1年目の時に読んだ本。
 きちんと時間を計って行かなかったので2回に分けて読んだ。
 改めて計測すると30分弱の長編なので、きちんと話の切れ目を確認していけば良かった。

1年生

 長い話にも関わらず、集中して聞いてくれた。
 なんとなくあらすじは分かっているのと、ハラハラドキドキする展開が良かったのかも。
 反応4

ゆでたまごひめ

ゆでたまごひめ

ゆでたまごひめ

情報

 苅田 澄子作
 山村 浩二絵
 教育画劇
 2011年発行

読み聞かせ時間

 5分20秒

あらすじ

 あるおべんとうばこのお城に、ゆでたまごひめが住んでいました。
 退屈したゆでたまごひめは城の外に出ますが、サンドイッチ兄弟にさらわれてしまいます。
 ハンサムなハムサンドおうじのいる城に連れて来られたゆでたまごひめ、サンドイッチ兄弟の手によってタマゴサンドになってしまうのか。

子どもたちの反応・反省

 身近にある食べ物を擬人化したお話なので読んでみた。

1年生

 ソーセーじいのネーミングが面白かったみたい。
 中間部で集中力を欠いてしまった。山場がイマイチだったのか?
 ソーセーじいが出てくると湧く。
 反応3