よむくま

読み聞かせで使用した本や候補になった本をまとめるブログ

あるひこねこね

あるひこねこね

あるひこねこね

情報

 高畠邦生 作・絵
 長崎出版
 2016年発行

読み聞かせ時間

 2分

あらすじ

 ある星に宇宙人が現れ、色々なものをこねこね作る。
 こねこね→猫、ヌイヌイ→犬……たくさん動物たちを作ったらまた次の星へ。

子どもたちの反応・反省

 文章が少ないけど、次はどうなるかを予想するのが楽しい絵本。
 幅広い学年で使えそう。

1年生

 次は何を作るのか楽しそうに聞いていた。4年生と同じような反応。
 反応4

4年生

 次は何を作るのか4年生でも声を出してくれた。1年生とおなじような反応
 反応4

ほんとはスイカ

ほんとはスイカ

ほんとはスイカ

情報

 昼田弥子 作
 高畠邦生絵
 ブロンズ新社
 2015年発行

読み聞かせ時間

 3分20秒

あらすじ

 ある日、道端で「イカ」に出会った「イトウ」君。
 「イカ」が言うには自分はイカではなく「スイカ」らしい。
 「ス」を落としてしまったと言う。
 そんな「イトウ」君に「イカ」が落とした「ス」がついて、「スイトウ」になってしまった。
 「イトウ」君は、元の「イトウ」君に戻れるのか。

子どもたちの反応・反省

 文字がとれたり、くっついたりで色々な言葉に変化するのが面白いところ。
 その面白さをうまく読み聞かせできていなかったかも。

1年生

 透明人間になったところが少し怖かったのかも。シュール絵は不評か。意外と読むのが難しい。
 反応3

3年生

 意外と食いつきが良かった。でも終わった後は少し怖いと言っていた。
 スイカが食べられてさくっと終わるところが怖いのか。イトウ君が元に戻れなさそうなのが怖いのか。
 反応4

4年生

 面白そうにしていたけど、反応はもう少し。
 ちょっとゆっくり読んだ方が良かったかもしれない。
 反応3

 20180910 11 4

もこもこもこ

もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

情報

 谷川 俊太郎 作
 元永 定正 絵
 文研出版
 1977年発行

読み聞かせ時間

 1分30秒

あらすじ

 丸くてもこっとしたものが、分裂して食べられて、またもこっと出てくる話。

子どもたちの反応・反省

 小さい子用の絵本だけど、読み聞かせの導入として使うのは有効と判断して読んだ。
 最初と最後がシーンとしているところが良いと思う。 

1年生

 あまり知らない子が多かったらしく、先がどうなるのか興味深そうに聞いていた。
 単純な絵だけど面白かったみたい。
 反応5

だれかぼくをぎゅっとして

だれか ぼくを ぎゅっとして! (児童書)

だれか ぼくを ぎゅっとして! (児童書)

情報

 シモーナ・チラオロ 作・絵
 おびかゆうこ 訳
 徳間書店
 2016年発行

読み聞かせ時間

 3分15秒

あらすじ

 サボテン屋敷で暮らすサボタは、誰かにぎゅっとしてもらいたくてたまりません。
 でも、サボテン屋敷のルールは近づかないこと。だれもぎゅっとしてくれません。
 ある日近づいてきた風船に怪我をさせたサボタ、みんなに叱られ屋敷を出て行くことにします。
 1人で気楽に過ごしていると、外から鳴き声が聞こえ…… 

子どもたちの反応・反省

 どう考えてもぎゅっしたら痛そうなサボテン。
 サボタの希望がどう叶うのかを見守る絵本。

1年生

 いやいや無理でしょって感じの空気のまま。最後のオチでああ石は硬いからOKか〜って感じだった。
 絵は可愛いけど、もう少し学年が上の方が良いかも。
 ギュッとされなくなるぐらい尖った心を持ったことがないと共感しづらいかもしれない。
 反応3

ひとつめのくに

ひとつめのくに (せなけいこ・おばけえほん)

ひとつめのくに (せなけいこ・おばけえほん)

情報

 せなけいこ 作・絵
 童心社
 1974年発行

読み聞かせ時間

 3分30秒

あらすじ

 むかしむかし、珍しいものを見せる見世物小屋があった。
 しかし、インチキばかりでちっとも儲からない。
 一つ目小僧を見たという噂を聞きつけ、見世物にするため捕まえに行こうとするのだが、そこはひとつめの国。
 ひとつめの国ではふたつ目の自分の方が珍しく、見世物になってしまう。

子どもたちの反応・反省

 自分と違うものを化け物と蔑むことの愚かさがわかる話。
 立場が変わらないとそのことが分からないのも愚かしい。

1年生

 やっぱりひとつ目の方が化け物だよ〜との声。1年生にはちょっと難しかったかも。
 反応3