よむくま

読み聞かせで使用した本や候補になった本をまとめるブログ

ぼくはいったいなんやねん

ぼくはいったいなんやねん

ぼくはいったいなんやねん

情報

 岡田よしたか 作・絵 
 佼成出版社
 2016年発行 

読み聞かせ時間

 5分30秒 

あらすじ

 自分がなんだかわからないカニフォーク。
 みみかき、あみぼう、くぎぬき、でもない。
 すしもすくえない。カレーライスもすくえない。
 自分はいったいなんのか。自分探しの旅が始まる。

子どもたちの反応・反省

 岡田よしたかさん特有の関西弁の絵本。

1年生

 途中までは面白そうに聞いていたのに、後半だれてしまった。
 ちょっと長かったね~と聞こえたので、1冊は5分以内に止めよう。
 反応4

■20180611 114

ともだちのいす

ともだちのいす

ともだちのいす

情報

 内田麟太郎
 おくはらゆめ
 くもん出版
 2015年発行

読み聞かせ時間

 4分30秒

あらすじ

 ともだちが欲しい子ぶたのトンちゃんは、椅子を作りました。
 友達が欲しいので、椅子の名前は「ともどちのいす」。
 海辺で椅子を置いて待っていると、ニワトリがやってきます。
 ニワトリは「ともだちのいす」だと聞いて、残念そうに帰ってしまいます。
 次にトラのトラキチさんがやってきます。
 トラキチさんは自分の椅子か~といい、「ともだちのいす」に座るのかと思いきや、トンちゃんを食べようとして…

子どもたちの反応・反省

1年生

 トンちゃんが食べられそうになるところが一番盛り上がっていた。
 が、「ともだちのいす」となづけたことによる面白さは伝わっていなかったように思う。
 なぜか途中に出てきたニワトリがきになっていた。
 反応4

■20180528 11 4

まんまるだあれ

まんまるだあれ

まんまるだあれ

情報

 いまもりみつひこ作・切り絵
 アリス館
 2018年発行

読み聞かせ時間

 3分

あらすじ

 色んなまんまるが出てきて、ページをめくると何だか分かる絵本。
 テントウムシ、カタツムリ、ダンゴムシ、アマガエル、カメ、タコ、最後は?

子どもたちの反応・反省

 最後は卵から産まれたひよこ。裏表紙にあるので最後はそこを見せておしまい。

1年生

 次は何か楽しそうに聞いてくれていた。でも新1年生は反応が良すぎて、収集がつかない。
 語りかけ絵本はクラスが落ち着くまで一旦保留しようと思った。
 反応3

■20180528 11 3

なずずこのっぺ?

なずず このっぺ?

なずず このっぺ?

情報

 カーソンエリス 作
 アーサービナード 絵
 フレーベル館
 2017年発行

読み聞かせ時間

 4分20秒

あらすじ

 全て虫語で書かれた本。何を言っているか分からない。
 でも何度か読めば多分分かる。
 私が理解した内容↓
 何かが地面から生えてきて、なにこれ?と思っている虫たち。
 フンクレガと名付けたそれは、どんどん伸びてトコタトトになる。
 ある日、みんなの憩いの場のフンクレガがクモのムクジャランカに占領されて… 

子どもたちの反応・反省

 虫語がなんだかおもしろいので読んでみた。
 低学年向けの読書感想文推薦本なのだけど、これでどう感想文を書けと??
 英語を習い始めた学年が良いのでは?と思い、6年生に読んでみた。
 最初にヒントを出し、なずずこのっぺ?→「なにこれ?」
 最後にヒントを出した。じゃじゃこん→「ばいばい」

4年生

 楽しそうに聞いてくれた。ムクジャランカのところは、ちょっと盛り上がった。
反応4
 

6年生

 虫語の全てが分かったわけではなさそうだけど、面白そうに聞いてくれていたと思う。
 クモのムクジャランカが出てきたところまでは盛り上がったが、その後の冬ごもりの部分のセリフがすくないせいかちょっと飽きていたかもしれない。
 反応4

20180604 634
20190610 414
20201005 314

自分的小学生読み聞かせテッパン絵本

小学生に読み聞かせを初めて今年で7年目。
ひと通り全学年を読んだので、どの学年でも反応が良かった本をまとめました。

パンダ銭湯

みんな大好き『パンダ銭湯』(2分台)。
パンダが銭湯に入るためにドンドン黒い部分を脱ぎ捨てていく発想が素晴らしい絵本。
文字も少なく、ただただ予想を裏切るパンダを見るのが楽しい。

ガストン

取り違いと家族の絆を問う『ガストン』(6分台)。
一匹だけ変わった犬のガストンを愛でる本かと思いきや、いい意味で裏切られる。
学年によって反応が違うのが面白い。

どこいったん

クマが帽子を探す『どこいったん』。関西弁で話が展開する(3分台)。
帽子を探すまでは関西弁に笑い、犯人が分かった後は「えっ?」っとなる。
ちょっと残酷で読み終わった後、少しザワっとする。

あるひこねこね

私が好きなシュール絵本作家の高畠邦生さんの作品『あるひこねこね』(2分台)。
6年生でも反応があった分かりやすい絵本。場を温める最初の一冊として。

いくらなんでもいくらくん

もう1人のシュール絵本作家のシゲタサヤカさんの作品『いくらなんでもいくらくん』(7分台)。
のんびりした「いくらくん」とダメダメなお殿様の掛け合いが面白い。
低学年の場合、裏表紙のしりとりを一緒に楽しむのも良い。



というわけで、今年度も頑張って読み聞かせを続けたいと思います。
(ブログの更新はボチボチになると思いますが)