よむくま

読み聞かせで使用した本や候補になった本をまとめるブログ

おばけのてんぷら

おばけのてんぷら (絵本のひろば 29)

おばけのてんぷら (絵本のひろば 29)

情報

 せな けいこ作・絵
 ポプラ社
 1976年発行

読み聞かせ時間

 4分

あらすじ

 食べることが大好きな「うさこ」。
 ねこさんが食べていた天ぷらが美味しそうで、自分も作ることに。
 美味しい天ぷらの匂いにつられて来たおばけ。
 つまみ食いしているうちに天ぷら粉にはまってしまい? 

子どもたちの反応・反省

 古い本だけど、私が大好きなせなけいこさんの絵本。
 天ぷらが食べたくなる。

1年生

 古い本だからか知っている子は少なかった。
 天ぷらが美味しそうと言いながら楽しそうに聞いていた。
 反応4

だめだめママだめ!

だめだめママだめ! (ほるぷ創作絵本)

だめだめママだめ! (ほるぷ創作絵本)

情報

 天野 慶作
 はまのゆか絵
 はるぷ出版
 2011年発行

読み聞かせ時間

 3分30秒

あらすじ

 ある夜窓から変な生き物が入ってきた。
 次の日の朝、ママがダメダメになっていた??
 こども達が普段ダメダメ言われていることをだめだめなママに言う話。

子どもたちの反応・反省

 身近な題材なので子ども達の食いつきが良かった。
 私はパパ登場シーンが面白かった。

1年生

 2年生の反省を踏まえ、ママを探すところはゆっくり目に読んだ。
 みんなに見えるようにしたつもりだけど、一部見られない人がいたかもしれない。やっぱり反省。
 裏表紙のニコニコママにみんなホッとしていた。
 反応4

2年生

 1年生と同様の反応。
 ちょっと急いで読みすぎたかも。文のないところもゆっくりめくるべきだった。
 反応4

ガストン

ガストン (講談社の翻訳絵本)

ガストン (講談社の翻訳絵本)

情報

 ケリー・ディプッチオ 作
 クリスチャン・ロビンソン 絵
 木坂涼
 講談社
 2016年発行

読み聞かせ時間

 6分

あらすじ

 プードル母さんは4匹の子どもを大切に思っていた。
 4匹の名前は、フィッフィ、フッフ、ウッラッラー、ガストン
 ガストンだけはなぜか体も大きく大雑把な動き。
 でもいつでも一生懸命でいい笑顔。
 ある日公園でブルドック一家と出会ったプードル一家。
 ブルドッグ一家の子どもアントワネットの姿がプードルにそっくりで……

子どもたちの反応・反省

 1匹だけ変わったガストンを愛でる絵本かと思いきや、『とりちがい』がテーマ。
 なかなか重たいテーマだけど、可愛い絵柄でさらっと読める。

1年生

 「ガストン」というところが面白かったらしく、思いのほかはまっていた。
 ただ、ガストンとアントワネットが『とりちがい』だったと気づいてからはなんとなく真剣モードに。
 4年生の時とは違い、「ガストン」のところは平坦に読んだけど思ったところに反応があって良かった。
 反応5
 

3年生

 ガストンだけなんかおかしいでしょ〜って感じで聞いていたが、途中で真剣に聞く姿が見られた。
 最初はざわついていたが、絵が可愛いのとガストンの響きが良くて脱線することなく聞けた。
 反応4

4年生

 『とりちがい』のテーマについてどんな風に感じるか観察していたけど、淡々としていた。 
 「ガストン」のところを少し大げさに読んでしまったけど、そういうことはしなくてもよいかもしれない。
 淡々とはしていたけど、真剣に聞いていた。
 反応4


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ライオンとねずみ

イソップものがたり ライオンとねずみ

イソップものがたり ライオンとねずみ

情報

 ジェリーピンクニー 作・絵
 さくまゆみこ 訳
 光村教育図書
 2010年発行

読み聞かせ時間

 2分20秒

あらすじ

 ねずみが昼寝中のライオンの邪魔をした。
 ライオンは食べることなくネズミを逃がしてやる。
 そのライオンが人間の罠に捕まった。
 ねずみはその罠からライオンを救う。

 イソップ物語の「ライオンとねずみ」なのだが、文章はほとんどない。
 獣の鳴き声や物音のみ。

子どもたちの反応・反省

 絵が素晴らしく、文章がなくてもじっと見ていたくなる絵本。
 心の中で読み上げながらページをゆっくり捲るようにした。
 表紙の裏の絵も続きになっているので、じっくり見せた。
 最後は表紙を開き、ライオンとねずみがお互い見合わせている絵を見せられた。

1年生

 最初に「文章はないのでじっくり見てください」と説明していたこともあり、真剣に目で追っていた。
 声を出してしまう子もいたけれど、みんな概ねお話を理解していたと思う。
 たまにはこういう絵本も良い。
 反応5

3年生

 はなしの内容を知らない子が多かったらしく、絵だけではよく分からなかったようだ。
 このクラスは展開が派手な方が好みなのに選択を誤った。
 反応3

4年生

 はなしの内容を知らない子が多かったけど、こうかな?と声を出しながら聞いてくれた。
 最後に一応補足した。
 反応4

おいしいぼうし

おいしいぼうし

おいしいぼうし

情報

 シゲタサヤカ作・絵
 教育画劇
 2013年発行

読み聞かせ時間

 5分30秒

あらすじ

 ある日、自宅前の木に茶色の平べったい大きなものが引っかかっていた。
 気になるおばあさんとおじいさんは、それを自宅に持ち込み味見してみることに。
 「「おいしい」」 
 一日中それを食べ、寝ようとするおじいさんおばあさんの元に来客が。
 来客はなんと巨大なプリン。
 プリンの帽子をほとんど食べてしまったおじいさんおばあさんはハッとする!
 果たしてプリンの帽子はどうなってしまうのか。

子どもたちの反応・反省

 プリンがオオンオオン泣くところの文字が多いので、早口で読んでみた。
 大事なところはゆっくり目に読んだけど、全部普通に読んだ方が良かったかも。

1年生

 得体の知れない平べったいものを食べるところ。
 食べたものがプリンの帽子だと気付いた時。
 反応してほしいところに反応してくれて嬉しかった。
 反応5

 20190121 114